電動アシスト自転車は用途とバッテリーで選ぼう!!
まずはどう使うか?
比較的大量にする買い物に使いたい、子供の送迎に使いたいなど用途は様々。
荷台が重くても運転が安定している3輪式
まず荷物を載せたい方は3輪式の電動アシスト自転車が便利。たくさん乗せても重心があがらずに安定していて運転しやすい。
二輪だったら、荷台はしっかりしたクラス27が基本
また3輪以外なら、しっかりとした荷台のついたモデルを選びましょう。
規格で言うと、今はクラス15とクラス27の荷台が多くで出回っています。2010年5月以降であればフレームに記載があります。クラス27は27㎏ぐらいの重量を想定していて、もしチャイルドシートを付けるならこのクラスでなくてはいけません。
安いニッケル水素電池か、高級リチウムイオン電池の二種類
最近少なくなってきたニッケル水素電池。
以前使われていたニッカドバッテリーより軽く、容量が大きかった上にカドミウムを使わないなど環境的に好まれ普及しました。
しかし、携帯電話やパソコンに使われていたリチウムイオン電池の価格が下がってきた事により、自転車でも使われ始めました。
これから選ぶならリチウムイオン電池
ニッケル水素電池よりリチウムイオン電池が優れているのは、主に3点。
- まず軽く、エネルギー密度が高くより高い電圧の供給が可能、その為に容量を大きくできる。
- またメモリー効果がほとんど無いので継ぎ足し充電が可能で、これが非常に電動アシスト自転車に向いている。
- それに充放電が700回〜900回も可能だ(ヤマハ・PAS)。
その他に自然放電が少ないのもいい。一ヶ月でわずかに5%以下だ。
ただし注意点も。
フル充電での保存は劣化の原因になるので注意が必要だ。
高価なリチウムイオン電池、用途で容量を選ぶのが賢い選び方
リチウムイオン電池は、500回以上は一般的に充放電を繰り返して使うことが出来ます。
しかしやがては買い換えなくてはいけません。
容量により数千円から4万円あたりまでと、実は値段にかなり開きがあります。
後から容量を減らした電池を使うことが出来る機種もありますが、当然最初に買うときに大きな容量分の電池代が入っているのですから良く考えて選びましょう。
また夜走行して電池を利用してライトを付ける人は、その分も加味して選びましょう。